09.02.2010 | おおきな木 |



シェル・シルヴァスタインの「おおきな木」が村上春樹訳で発売されました。この本は子供の頃、大学生の頃にそれぞれ読んでいて、なんとなくぼんやりと人生というのはそんなものなのかなと思いつつ、でもまあ自分は違うんだろうなといった感想を抱いていたのですが、職業と家族を持った今読むとまた違った印象を受けました。本の内容で言うと、今自分はちょうど枝を切り、家を建てたところでしょうか。おおきな木にはしばらく会っていません。

印象が違うと言えば、ブライアン・イーノの「ANOTHER GREEN WORLD」も昔はそれほど熱心に聴いていなかったけど、ここ最近は割としっくりとくるアルバム。元フリッパーズの井上由紀子さんが編集した新雑誌「nero」においてもイーノの名前が出てきていたり、他のインタビューなどでも最近よく見かけるような気がするので(まあ、勝手に意識してるだけかもしれませんが)、そういうサイクルなのかも。また、おおきな木のBGMとしても相性がいいような気がします。

あと、最近は仕事の合間に少しずつ時間を作って、このサイトのリニューアル作業(デザインは完成。あとはコーディングのみ)や気分転換にごくプライベートな作品(?)をつくったりしています。なるべく初期衝動的な作業にしたいのですが、知識や経験を積んでしまうと、これがなかなか。

TODAY'S SOUND ///
BRIAN ENO "Another Green World"(CD)>>> amazon
広義でのロックの初期衝動というものがもし仮にあるとしたら、イーノがロックからアンビエントに向かう直前のこのアルバムあたりでそれは終わってしまったのかも。なんて。